だけど結局、ヤンデレ王子からは逃げられないようです。
*
「国王の命におき、ローザンナ・レーヴライン公爵令嬢と王子ティアルトとの婚約破棄を宣言する」
(はい!もちろん喜んで!)
婚約破棄を言い渡されているローザンナは、なぜかウキウキして
いた。
実はローザンナの人生はこれで四度目。過去三度とも王子ティアルトとの子を身籠ったが、最期は何故か「愛してる」と言われながらティアルトにより殺される人生を送っていた。勿論、お腹の子と共に。他の人と結婚しても、結局その運命を変えることはできなかった。
だから今度こそは!と運命を回避するために、早々と婚約破棄をして修道院に入ろうとした、が上手く行かない。
そしてようやく婚約破棄に漕ぎ着け、ウキウキで修道院に向かったが……結局ティアルトが先回りして連れ戻されてしまった。
果たしてローザンナは、ヤンデレ王子から逃げ切ることができるのか?!
※全八話ぐらいの短めの話です。
※タイトルのわりに、わりとグロテスクな話も入る(予定)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 23:11:59
21981文字
会話率:22%
伯爵令嬢バーベナは、困り果てていた。彼女は悪事の果てに処刑され、死んだはずだった。しかし彼女は、こうして生きている。一年の時をさかのぼって。彼女は処刑を免れるために、様々な努力を重ねてきた。しかしそれも空しく、彼女は何度も何度も死んでは戻
りを繰り返していたのだ。
「わたくし、もう死にたくはないの。けれど、どうしていいか分からない」そう言って、バーベナは執事のミシェルに全てを打ち明けた。とても優秀な執事である彼は、彼女の話を聞いてにっこりと笑った。
「お嬢様、私にお任せください。必ずや、お嬢様を破滅からお救いします」
そうしてミシェルの指示のもと、バーベナは行動を開始する。彼女が想像もしなかったその行動の果てに、彼女は救われる。あまりにも、予想外の方法で。
(全四話のお話になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 12:25:31
16422文字
会話率:48%
死に戻りを繰り返している王太子妃の悩みは、必ず夫と迎える初夜から人生が始まってしまうこと。わたしは何度アイツに処女膜を破られなきゃいけないのよ! いい加減な理由で冤罪処刑をループする王太子妃に、逃げ道はあるのか!?(アルファポリスさんにも掲
載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 00:00:00
1297文字
会話率:22%
セシリアは嘆息する。
「今回も駄目でしたわ」
彼女の足元には、冷たくなった婚約者が転がっていた。死因は失血死。
凶器の刃物はセシリアの手に握られている。
普通の侯爵令嬢だったはずのセシリアは、いつしか殺人鬼になっていた。
そして彼を殺した
のは、今回が初めてではない。
(もう何回目だろう……)
数えることさえやめてしまった。
それでも、彼を殺すことはやめられない。
セシリアは自分の手を見る。
(真っ赤に汚れている)
素敵な旦那様と結婚して、幸せな人生を送ることが夢だったのに。
すべては王子が「真実の愛」を謳って自分を裏切ったせいだ。
許せない。絶対に許さない。
だから何度だって殺してやるのだ。
この死に戻りが終わる、その日まで――。
※結末はハッピーエンドです。
この作品はカクヨムやアルファポリスにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 10:05:17
9946文字
会話率:35%
私、ミランダ・ホーネットには運命の人がいます。
■
婚約者の日記を読んで私は頭を抱えた。
意味が分からない。私が何度も殺したとは、死んだら出会った日に巻き戻るとは。
なんだ恋愛シミュレーションRPGって。なんだ電車に轢かれるって
。誰だ栗栖祐一って。
脳が理解を拒んでいる。私まで頭が可笑しくなったのか?
不意にさわやかな風とバラの香りを感じた。
「あ、あのっ。わたくし、ミランダ・ホーネットと申します」
ああ、どうやら私は彼女の『繰り返し』に巻き込まれたらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 21:12:33
101894文字
会話率:18%
公爵令嬢エリー・ユアワーズはいわれのない罪で婚約破棄をされて一ヶ月後、必ず死の呪いで死ぬ。様々な方法で確実に死ぬ。そして死に戻って、また婚約破棄される。その数、ついに三桁。ある周回で初めて現れたイレギュラーこと一人の魔法使いオルフがエリーを
救いあげようとするのだが……。これは一人の少女が恋をするために走り続ける、呪いと祝福の物語。/死に戻りがテーマの話ですが残虐系の描写はありません。読み切り短編ですが、前作「悪役令嬢の約束~婚約破棄?いいえ五年越しのプロポーズです」と同じ世界線のお話です。感想などいただけると励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 21:25:12
6402文字
会話率:42%
死んでは夜会の“6日前”に戻る悪役令嬢のお話。
ハッピーエンドはありません。主人公はよく殺されて、よく自殺します。
1話完結で捕捉をあとがきとして投稿しています。
ご都合主義展開ですので、ご容赦下さい。
※続編・長編化の予定はありません…
たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 04:00:00
6074文字
会話率:2%
【7,000文字ちょっとの短編です】
グラン公爵家令嬢シャルロッテは、幼いころに婚約した王太子と結ばれたが、全く身に覚えのない罪を着せられ処刑台に送られてしまう。
貴族の矜持を保って無実の罪とて潔く受け入れたシャルロッテは、死に戻りなど望ん
でいなかった。
だが気が付くと、婚礼の儀当日に戻っていた。
驚くシャルロッテに、隣に座る王太子が小声でささやいた。
「君のことは俺が守る」と。
これは、陥れられた悲劇の少女が時を遡ってやり直し、幸せを手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 19:29:17
7680文字
会話率:46%
ヴァンガルド公爵家の令嬢リーザエッテは王立貴族学園の卒業パーティーで、婚約者であるエリック王太子から婚約破棄を言い渡された。
さらに7日後、リーザエッテは王太子殺害を企(くわだ)てた罪で処刑された。
それは冤罪――ではなかった!
「
だって私、悪役令嬢ですもの」
しかもリーザエッテにとって処刑エンドは4回目だったのだ。
罪を重ねすぎたリーザエッテに、天界の遣いである天使は、
「つぎ生まれ変われるのはマリモくらいです」
と告げた。美しい自分の容姿と華やかな宮廷生活を愛していた悪役令嬢リーザエッテは、もう一度人生のやり直しを決意する。
「5回目の人生でまた罪を犯したら、もう生まれ変わることはできない。魂は消去(デリート)されてしまう」
と警告されたリーザエッテは、毒殺という悪役令嬢的手法に頼らずハッピーエンドを手に入れなければならない。
しかし婚約者のエリック王太子は過去4回とも、どこぞの男爵令嬢に夢中になったポンコツ王子と名高い男。
リーザエッテ嬢はいかにして幸せを手に入れるのか?
※物語冒頭、主人公のリーザエッテがかなり悪い子ですが、話が進むにつれてちゃんと倫理観のある行動を取ってゆくようになります! 生温かい目で見守ってやっていただければ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 17:03:05
24539文字
会話率:51%
婚約者の第一王子に浮気されたうえ駆け落ちされたユスティーナ。
しかも、第一王子が浮気した相手は第二王子の婚約者だった。
裏切られたショックで闇落ちした第二王子が『なぜ兄上をしっかりとつかまえておかないんだ』とでも思ったのか、理不尽にも激怒
してきて、ユスティーナは魔物がうようよする辺境の地へ飛ばされる。
そこで魔物に襲われて死亡……したかと思ったら、なぜか三年前に戻ってきていた。
これはチャンスだ!と意気揚々とやり直すユスティーナ。
だが、原因の第一王子と婚約破棄しても、闇落ちしていた第二王子の様子がおかしくて……
ユスティーナが手に入らないと殺そうとしてくるのだ。
「あれ、もしかして第二王子にものすごく執着されてない?」
これはヤンデレ第二王子から生き延びて幸せになる物語。
※10万字程度で完結まで書き終えておりますので、毎日投稿していきます。よろしくお願いします。
(魔法のiらんど様にても同内容作品を掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 20:10:24
116350文字
会話率:41%
「え、皇太子が駆け落ち? 誰と? 嘘でしょ、第二王子の婚約者と?!」
公爵令嬢のユリティーナは皇太子の婚約者だった。だが皇太子と第二王子の婚約者のエリサが恋仲になり駆け落ち(亡命)してしまう。残されたユスティーナは悲しみに暮れるが、追い打ち
を掛けるように闇堕ちした第二王子がやってきた。どうやら"私が皇太子をしっかり捕まえておかないせいで彼らが駆け落ちしたんだ"とでも思ったようで、理不尽にも魔物がうようよ出る辺境の領地へと追いやられてしまう。案の定、魔物に襲われて死ぬ!と思った瞬間、ユスティーナは15歳に戻っていた。
せっかくやり直せるなら浮気した皇太子など不要、さっさと婚約破棄してしまえば魔物に襲われて死ぬこともない。そう考えた天然気質なユリティーナは婚約破棄に動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 19:05:50
10734文字
会話率:41%
高校生活最後の修学旅行。
行先は紅葉以外に見どころのない街のはずだったが、そこは何故か霧に包まれた無人の街だった。
そこで彼女は恐ろしい物を見る。
最終更新:2022-09-06 00:00:01
107239文字
会話率:27%
結婚式の日に殺された、新婦のアイヴィー。
殺されたことを思い出すのは、いつも十四歳の婚約式の日。将来の夫となるレイナールを見た時…
死に戻りを繰り返す花嫁の物語。
淡々と殺されまくります。
前半、1話が短いです。 4話まで1hに
更新
後半、1話が長いです。 5話以降6h更新予定
最後の1話 一番長いです。 12h更新予定
そしてミステリーファンの人には許されない展開が。
(がっくり系なので変な期待しないでください)
最終話だけ読むと、普通の話です。普通すぎるほどに…
全9話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 15:00:00
25194文字
会話率:18%
レスティ・シャルマンは五歳の頃から十五歳までアリーシャ皇国の大聖女を務めた。
どうして十五までかと言うと、その歳に殺されてしまったからだ。
病気でも事故でもなく、"殺されてしまった"。
だからと言ってレスティは自分を殺し
た人も、それに同意した数多の人も恨んでなどいなかった。
こうなるにはややこしい事情があり、神が絡んでいる以上自分の無実の証明は難しく、何より自分の死がこの国の為に…人の為になるなら、仕方がないと受け入れて死んだ。
それが誰かの手によって仕組まれた"罠"によるものとは知らずに。
レスティは悲しみと心残りはあれど、僅かほども怒りも恨みもなく、そうして死んだはずなのに、再び意識が湧き上がり目を開けたら、何故か見慣れた景色と人々の会話が飛び交っていた。
走馬灯のようなものだろうかと、呑気にその状況を受け入れていたレスティだったが………あれ?この走馬灯、いつまで経っても終わらない?と気づく頃には再び死が迫っていた。
少しばかり経験した流れとは違うものの、再びやってきた死にレスティは『皆様が願うならば、どうぞ殺してください』自らそう言って再び殺された。
なのにまた戻った時間、疑問が解決する前に迫る死を回避しようとせず甘んじて受け入れるレスティ。
分からないことばかりで繰り返す死に戻りのループ…その終わりはレスティの死の確定か、死の回避か、それとも別のルートなのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 22:00:00
5215文字
会話率:16%
悪役令嬢転生モノの、逆転ざまぁされる悪役ヒロインに転生した。平民(孤児)のままでいいんですけど不自由ないですし…の別視点ものです。
公爵令嬢マルガレーテ嬢が主人公のお話。
ちょっと原作と差異があります。
ストレス解消の1本なので気楽に読ん
でください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 17:35:42
7029文字
会話率:28%
公爵令嬢ベルティーナ・ルンゲは過去三回の人生で三回とも冤罪をかけられ、王太子に殺されていた。
四度目の人生……
「どうせ今回も冤罪をかけられて王太子に殺されるんでしょ?
今回の人生では王太子に何もされてないけど、王子様の顔を見てるだけで
過去世で殺された事を思い出して腹が立つのよね!
殺される前に王太子の顔を一発ぶん殴ってやらないと気がすまないわ!」
何度もタイムリープを繰り返しやさぐれてしまったベルティーナは、目の前にいる十歳の王太子の横っ面を思いっきりぶん殴った。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※他サイトにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 18:27:01
7992文字
会話率:10%
乙女ゲームで断罪される場に立ち会った騎士団長の息子のマックスは自分の死と共に、三年前に戻ってしまう。
彼は異世界転生者である、ルルーシュと共に、三年後の未来を変えようと模索を始めた。
そして、そこで知ったのは、思いもしない事件の裏側だった。
最終更新:2022-05-31 12:00:00
66438文字
会話率:46%
◆ 書籍化・コミカライズ企画進行中 ◆
オリアナの恋は叶わない。
彼女の愛する人は、彼女のことを覚えていないから。
公爵家嫡男ヴィンセントは優しく一途で、理想の恋人だった。
当たり前に続くと思われた最愛の恋人との学校生活は、十七歳の春、
二人一緒に原因不明の死を迎え唐突に終わりを告げた……はずだった。
気づけば七歳に死に戻っていたオリアナは、今度こそヴィンセントを死なせない決意をする。
「ヴィンス! 会いたかった!」
「人違いだろう」
――たとえ彼が、オリアナのことを綺麗さっぱり忘れていても。
愛されることは諦めた女の子と、そんな女の子にドギマギしながらも素直になれない面倒くさい男の子の、生きるか死ぬかの魔法学校生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 00:00:00
541336文字
会話率:41%
ある日、僕という婚約者を捨てた幼馴染が死んだ。
最終更新:2022-03-05 10:15:16
15111文字
会話率:32%
公爵令嬢マリオン・ディタは死に戻りの力を持っている。しかし彼女は2度目の人生にもあえなく失敗し、ギュスフィ王子との婚約記念パーティにて毒殺されてしまった。
この物語の主人公は、そのマリオン・ディタを元に造られた自動人形《オートマタ》だ。
彼女には2つの使命があった。1つはオリジナルを殺した犯人を見つけ出すこと。もう1つは悲しみのあまりに廃人寸前となっていた王子ギュスフィの心を救うこと。
善悪を知らないオートマタは、命じられるがままにマリオンを演じる。王子は恋人の生存という嘘を信じ込み、オートマタを本当のマリオンとして愛していった。
だが偽りは偽りだ。王子もいつかは真実に気づく。
いつしかオートマタは己の罪深さを知り、本当のマリオンを心より羨むようになっていった。
※設定は暗いですがストレス控えめ、胸くそ悪いバッドエンドはありません。
※もちろん短編詐欺もありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 18:03:56
19971文字
会話率:59%
王城が激しく燃えている。
城を取り囲む数多のたいまつが、闇夜に異形の大軍勢を浮かびあがらせる。
王は討たれ、兵は死に絶え、救援も望めず。
わずかばかり生存する兵達は逃げ場を失い、落城と共に滅亡する運命にあった。
時刻22:00。
絶望的
な状況で目覚めた七騎士の一人“フェンサー”もまた、城内の過酷な攻防において抵抗及ばず死亡してしまう。だが――
時刻22:10。
フェンサーは再び目覚めた。
困惑しながらも、この奇跡のような事象を駆使してフェンサーが理解したのは二点。
一、王城は4時間後に陥落する。
二、死亡しても時を遡って甦るが、前回甦った時刻より10分の時が進行する。
これにより復活直後の10分間は、二度と取り戻せない時間として重くフェンサーの肩へのしかかることになった。
城をさまよう人を超越した化物、即死級の罠、七騎士の猜疑と対立、そして死に戻るたびに迫る終焉の時刻。
尋常ならざる刺突と英知で落城の夜を越えし時、フェンサーは騎士達を従え新たな次元の扉を開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 03:48:33
203903文字
会話率:29%
死に戻りループものです。
キーワード:
最終更新:2022-02-02 12:22:38
3470文字
会話率:41%